決算特別委員会の4日目となる本日は、都市整備領域質疑が行われ、私が登壇いたしました。
質疑の内容は以下のとおりです。
1)国家戦略特区の活用について
2)雨水貯留浸透設備の整備について
3)低所得高齢者の住まいについて
と題して、それぞれ議論を交わしました。
2)の雨水貯留については、
異常気象の常態化、変化する地球環境。
本来異常気象という単語は頻繁に使用されるようなものではないのだが、ここにきて異様な頻度で登場しています。
例えば、集中豪雨が多発、時間100mm、1か月分の降水量が1日で降るなど、過去に例を見ない、観測史上最大の現象。今後はこのレベルが通常になり得ます。
そうした状況下の中、どのような想定を前提に整備目標値を定めてきたのか、併せて目標値に到達している地域(エリア)はあるのか、下水道整備と雨水貯留施設と両面についての対策を求めました。
3)低所得高齢者の住まいについては、
「人生90年・100年時代」を前提にした社会資本整備、仕組みへの転換が必要。
お元気な高齢者が低廉な家賃で入居できる住まいの確保が喫緊の課題であるが、都営や区営の新築などは不可となると、地域資源となる民間の既存ストックをどう生かせるのかがポイント。
UR賃貸住宅や民間企業(例えば、NTT社宅など)との協議体を設置し、既存ストックを活用した住まいの確保について具体的な検討に入るべきと考えるが、区の姿勢を求めました。