東京都議会は3日の本会議で、危険ドラッグへの対策を強化する「東京都薬物の濫用防止に関する条例の一部改正案」を全快一致で可決し、来年1月1日から施行されることになりました。
改正条例は、警視庁の警察官が単独で危険ドラッグ販売店に立ち入り調査できるようにするもので、警察官に行政上の調査権を与えることで販売店への監視強化を図ることになります。
また、販売や使用、所持などを禁じた「知事指定薬物」については、これまで指定まで数ヶ月の時間を要していた課題を改善し、知事判断で速やかに規制できる「緊急指定」の規定が盛り込まれました。
こうした薬物根絶向けて更に対策強化が進むことになりました。