いよいよ本年最初の区議会第1回定例会が2/20より開会いたします。
さて、これまで区議団として取り組んできた空き家・空き室・空き部屋の活用策が、本年7月より実施する予定の旨、このたび世田谷区より提示されました。
近年、核家族化や少子高齢化に伴い空き家・空き室、空き部屋が全国で激増しています。
区内においても、約3万5000戸に上っており、要因として相続などによる長期化が指摘されています。
そこで、私も防犯や防災上においても除却や排除のみならず、オーナーなどとの協議において一定期間せめて活用できる道筋を行政として築くべきだと議会において質問いたしました。
それらを受けて、今般下記におけるマッチング事業を展開する仕組みが整いました。
具体的には、地域貢献を目的とした公益的な活用に限定するという条件をもとに、空き家などを提供する意思のあるオーナーを募集し、ご意向や物件の状況などを勘案し、市民団体やNPO法人などの団体とマッチングする内容となっています。
こうした空き家などは放置しておくと、いわゆる「ごみ屋敷」などへの原因ともなるため、本格的なモデルケースとなるよう力を注いでまいります。