SNSで知り合ったことをきっかけに事件に巻き込まれた18歳未満の子どもは昨年1813人で、2008年以降で最多となりました。
警察庁のまとめでは、昨年SNSを通じて事件に巻き込まれた子どもの被害のうち、最も多かったのは淫行などの青少年保護育成条例違反で702人、裸の写真の撮影など児童ポルノが570人、児童買春447人などになっています。
うち95%は少女で、年齢別では15歳から17歳が全体の約7割で、警視庁としては「安易な気持ちで知らない人と会うことは危険」と呼びかけています。
最近の事例では、5月6日、相模原市の駐車場に止めた車内で高校1年生の少女の下着を脱がせ、少女の唾液とともに計1万6千円で買い取った事件が警視庁のサイバー補導で発覚をし、少女が「お小遣いをくれるパパさんを探しています」とツイッターに書き込んだ記事に男が応じた、とのことです。
いずれにしても、SNSという誰もが簡単に他人とアクセスできる環境を事件に巻き込まれる、犯罪の温床になる可能性が高まることへの警鐘をさらに高めていかなくてはなりません。