東京都が、流産などを繰り返す不育症に悩む人たちに対して、2019年度中の検査費助成を目指す考えを、都議会定例会における一般質問の答弁にて表明をしました。
不育症は一般的に、何らかの原因で流産や死産を2回以上繰り返す症状で、厚生労働省の調査によると、妊娠した経験のある35歳から79歳の女性の4.2%に上り、適切な検査と治療を受ければ8割が出産を望めるとのこと。
都の助成対象は、初期の検査費を対象とする見通しで、年齢や所得制限などの検討を進めていくそうです。
現在、北海道や福島、香川県などが既に実施しており、世田谷区においてもわが党からこれまで議会にて質問を重ねてきましたので、一定の成果が得られることを期待したい。