ひろとBlog

殺処分ゼロへ寄付制度

福島県議会でこのほど犬猫の殺処分ゼロに向け、寄付金を原資とした基金制度を創設する「動物愛護基金条例」が全会一致で可決されました。
今月中にも施行予定で、基金に集まったお金は、県動物愛護センター「ハピまるふくしま」の機能強化などに使われるとのこと。

具体的な使い道としては、ハピまるふくしまへの専門人材の確保や、不要な繁殖を防ぐ不妊去勢手術を行う器具の購入、老朽化した同施設の改修などを想定しているそうです。

ただ、県内の犬猫の殺処分数は2017年度で犬が139匹、猫2435匹で10年前と比べて犬が2153匹、猫が1215匹少なくなったとはいえ、依然として多くの命が失われています。
そうした背景を踏まえ、さらなる殺処分ゼロを目指す目的で動物愛護に係る財源確保策としての基金創設の提案を公明党福島県議団が行い、今般の成立に至りました。

今後は動物愛護に携わる民間団体への支援にも活用できるよう検討していくそうです。

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