夏休み明けに多い子ども、若者の自殺。
日本では15歳から39歳の死因第1位が自殺で、人口10万人当たりの「自殺死亡率」は先進国で最も高い状況です。
この7月に閣議決定した自殺総合対策大綱では、この現状を「非常事態」と指摘し、新たな重点政策に「子ども・若者の対策」を掲げています。
東京都荒川区では、日暮里駅前にある相談室を中心に個々に合わせた相談・支援体制を強化、宮崎市ではSOSに対する感度を高める目的で教職員を対象に講習会を実施しています。
世田谷区においても、子どものいじめや虐待などの人権侵害に関する相談ができる
「せたホッと」0120-810-293があります。
今日から多くの地域で新学期が始まりますし、10日から16日までは自殺予防週間となっています。
子どもや保護者が夜間、休日でも電話できる文部科学省の「24時間子供SOSダイヤル」などを活用し、夏休み明けの悩みを抱え込まず、気軽に相談できます。
24時間子どもダイヤル 0120-0-78310