先の総選挙で、308議席を獲得した民主党が、いよいよ政権移行へ向けた作業が進みつつある。
しかし、選挙前から指摘されていいた「小沢代表代行」の処遇について、鳩山代表が
「国会と党のことを一任する」として、民主党幹事長の要職に抜擢をした。
確かに小沢代行は、選挙戦術にたけており、広報一人一人の細部にわたって、選挙対策責任者としての成果をいかんなく発揮したと思う。
しかし、以前から私の最大の目的は政権交代であり、そのために次の総選
挙で勝利することが最命題であると語っていた。
私はてっきり総選挙勝利後、「私の役目は終わった。これで後の政権と党
の運営については後身に任せる。」とでも表明して、政界引退はともかく第一
線からは退いた形で、見守っていくのでは・・・・と思っていた。
そうしたなら、本当に国民のために政治家として”捨て石”の役割を果たした
最高の形で、評価されるのではないかと思った。
ところが・・・・
そこに”男のロマン”を感じるのだが・・・。
支配の権限には、かなわないのだろうか。