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古い扇風機やエアコンに注意!

 いよいよ本格的な夏が到来しますが、古い扇風機の部品の劣化や、エアコンの電源コードの不適切な接続などが原因で起きた火災が2015年度までの5年間に349件に上ることが製品評価技術基盤機構(NITE)の調査で分かりました。

 NITEによると、5年間に起きた扇風機やエアコンの事故570件のうち、扇風機で90件、エアコンで259件と約6割で火災が発生しています。
新潟県では2015年8月に学校の扇風機から出火し、周辺を焼損。
この扇風機は約45年間使用されており、内部の配線が一部断線し、発火の原因になったとみられています。

 またエアコンの事故では2014年1月、石川県でエアコンの電源プラグを延長コードに接続したところ、コードのタップから出火し住宅を全焼し死亡事故に至りました。
 延長コードの許容電流量を超え、コードのタップ内部から発火したのが原因とみられており、一人暮らしの高齢者や高齢者のみの世帯では、使用する際にはくれぐれも充分に注意が必要です。

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