男性71.19歳、女性74.21歳。
2013年における健康寿命です。
健康寿命とは、介護などを受けずに日常的生活を送れる期間を示します。
平均寿命との差は、男性で9.02年、女性で12.40年となっており、この間をいかに延伸するかが大きな課題です。
その差が広がれば、医療費や介護費が増え、高齢者の生活水準も下がり、その差が縮まれば社会保障の支えが抑制されます。
と同時に、働くことができる、地域での活動に参加できる、活動寿命と併せて、2020年までに1歳延ばすことを目標に掲げています。
それにはまず生活習慣病の予防が不可欠で、
1)運動 2)食事 3)しっかり禁煙、最後に薬 と厚生労働省が呼び掛けているように、運動と並んでバランスの良い食生活が欠かせません。
その取り組みの一環として4月から、栄養バランスなどで基準を満たしたコンビニやスーパーの弁当や総菜などの調理済み食品に表示可能な「健康な食事」マークが導入されます。
マークは円形で、ご飯などを主食は黄色に稲穂、魚や肉など主菜は赤色にうろこ、野菜など副菜は緑色に葉のイラストで3分割表示されます。
こうした地道な取り組みで、健康な食事が広がっていくことを期待したいです。