ひろとBlog

免疫力と笑顔

先日、日本ティーボール協会主催の中級指導者講習会に参加をしました。これは私が理事をしている世田谷区連盟から資格試験として受講したのです。

そのプログラムの中で、扇原淳氏(山口東京理科大学基礎工学部:日本ティーボール協会理事)の「スポーツ科学概論」講義を受ける機会がありました。

それは、「運動は免疫能力を高めるのか?」との内容で、運動と人間の免疫力の関係性を指摘されており、とくに運動(スポーツ)と上気道感染症(いわゆる風邪などの体調不良)との関連については、10歳?12歳700人を対象に2ヶ月間の感染症罹患状況を調査した結果の報告が興味深かった。週5日以上のスポーツ活動は上軌道感染罹患リスクを増大させ、週1?4日間のスポーツ活動は上気道感染に対する抵抗力を高めるとのこと。すなわち過剰な運動は逆に人間の免疫力を奪うとのことでした。

確かに日本人は、スポーツでも練習時間の量を競うことが以前では、主のようでしたが、他国では練習の質を高めることに主眼を置いています。

さらにスポーツと寿命との関連の話の中で、人間の免疫力の核となるNK細胞というものが存在するそうです。このNK細胞がいかに活性化しているが、免疫能力対する影響要因として重要だそうです。

どうすれば、このNK細胞が活性化するかというと笑顔でパワーアップするのだそうです。これは作り笑いの場合でも、NK細胞の働きが活発になるとの結果になるとの結果がでており、作り笑顔によるNK活性は、顔の筋肉の動きによる脳への刺激の為と考えられている。また、笑顔という明るい表情が感情に働きかけ、笑う環境を作り出す作用もあるという。

スポーツの世界でも、免疫力を高める練習方法として、今、笑いの絶えない練習空間づくりが注目を浴びている。

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