昨日事実上閉幕した通常国会は、政府が新規提出した法案81本のうち、79本が成立し、成立率は97.5%となる見通しとのことで、近年では2003年小泉内閣時と同水準となりました。
ちなみに民主党政権時代の成立率が、2010年の鳩山政権時で54.7%だったことを踏まえると、大きな成果となっています。
また、議員立法が21本成立する見込みで、アレルギー疾患対策基本法、改正児童ポルノ禁止法、水循環基本法や雨水利用推進法などが成立しました。
特に、特定秘密保護法の運用を監視する常設機関を衆参両院に新設するための国会改正案も可決、成立しました。
残念ながら、見送られた改正法案もあったことから、引き続き法整備へ取り組んでほしいと思います。