早いもので今年もあと数日となりました。ここにきて株価も5年ぶりに1万5000円台を回復し、景気も本格的に上向きとの報道もされている。
その一方で、中小零細企業には未だ実感としてはなく、ましては生活者の視点では、様々な社会保障制度の改革に伴う負担増が待ち構えている、そんなイメージが先行しているようですね。
しかし、日本が世界に誇る社会保障については、次世代への先送りをせず、今まさに手をつけるべき課題に痛みを伴う覚悟のもと、改革を断行しなくては恒久的に社会保障制度を維持していくことはできないであろう。
さて、来年は冬季オリンピックがイタリアのトリノで、サッカーW杯がドイツで開催されます。特にトリノ市の起源は、2000年前の古代ローマ時代に遡る。ちなみに南アフリカのマンデラ前大統領やポーランドのワレサ元大統領もトリノ市の名誉市民になっています。古代ローマの英雄はかの有名なシーザー。
BC48年にローマの主導権をめぐって、ポンペイウスと天下分け目の「ファルサロスの戦い」で、大勝利を収めたが、そもそもシーザーの戦は困難な闘いの連続であったそうだ。
その英雄シーザーに学ぶ将軍学が以下の3つです。
一つは、「何としても勝つとの執念を」
二つは、「信頼できる核をつくれ」
三つは、「最も大変な現場に飛び込め」
心を深く強く、そして絶対にあきらめない。決定の戦いを完遂したい。
来年もよろしくお願いいたします。