役所の内外機関がスムーズに連携し、生活困窮者に寄り添って支援する滋賀県野洲市での取り組みに注目があつまっています。
国も新たな支援制度づくりを進める中で、野洲市をモデル自治体の一つと見ています。
市の取り組みの核である関係機関の連携の基本にあるのは『おせっかい』の精神と強調しており、いろいろな部署に寄せられる困窮の事実を市民生活相談室を受け皿として応対し、一元窓口として連携先への支援となります。
相談者は2011年度が、270人、2012年度は1月までで186人となっており、市役所外における困窮者のSOSにもキャッチできる体制も整いつつあります。
運営主体は直営ですが、役所の各課との連携を考えるとスムーズですが、国の制度創設へ向けた地域実情に応じた整備をいそがなくてはなりません。