ひろとBlog

児童扶養手当が増額へ

 ひとり親家庭に支給される「児童扶養手当」について、政府は来年度から子どもが2人以上の家庭の支給額を引き上げる方針を決めました。
 2人目の支給額引き上げは何と!35年8か月ぶり、3人目以降の引き上げは21年半ぶり、となります。

児童扶養手当は1人目の子ども分として月額最大4万2千円が支給されますが、2人目は5千円、3人目以降3千円ずつと大幅に減ります。
 これに対して、今回の内容は2人目に1万円、3人目以降に6千円ずつと、それぞれ倍増することを軸に検討されているそうです。

 現在、同手当の受給者は今年3月時点で約105万8千人で、10年前より約14万7千人増えています。
さらに子どもが2人以上いる受給者は約42万3千人で、全体の4割にも達しています。

 今後、ひとり親家庭の支援に向け、政府は様々な政策パッケージをまとめますが、各自治体においても更にきめ細かい緊急対策が求められていますので、地域における実態と経済的な格差が生じないよう取り組みを充実させていきたい、と思います。

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