ひろとBlog

今年は世界人権宣言60周年

 新年初のブログとなりました。今年もよろしくお願いいたします。
恒例の箱根駅伝も駒沢大学の優勝で幕を閉じましたが、順天堂大学をはじめ計3校がリタイアするなど、波乱の大会となったことは、本当に残念でした。
 今までこの日を目指して、練習に励んできた選手たちが、”タスキ”をつなげられなかった辛さを考えると・・・。
でもスポーツを通して得るものは、する側も観る側も非常に価値が大きいなとつくづく感じます。
勝敗は決せられるが、同じ公平な平等な立場で競技を行う場面は、人間として無限の可能性を引き出すものであり、そのひたむきさに感銘を受けるし、決してあきらめないという精神力を培うことができる。
 
 ところで、今年は世界人権宣言が国連で採択されてから、60年目の佳節にあたります。
「すべての人間は、生まれながらにして自由であり、かつ尊厳と権利について平等である」

 しかし、世界ではブット元首相の暗殺でゆれるパキスタン、大統領選に絡んで部族衝突が激化しているケニア、日本では北朝鮮による拉致問題も未だ進展がなく、薬害肝炎問題についてだけは、一歩前進したものの、経済大国日本においては、人権に関しては頼りない。
 世界と日本のこうした人権を取り巻く厳しい環境を思うと、世界人権宣言の理念がとても遠くに感じてしまう。
だが、私たちは決して諦めてはいけない。
私たちの時代で間に合わなければ、次世代の後継へしっかりと人権のタスキを渡さなければいけない責任があると思う。
 今年は衆議院選挙が行われる予定だが、「たとえ明日世界が終わろうとも、今日1本のリンゴの木を植える」との覚悟を固める一年にしていきたい。
 

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