ひろとBlog

障害者の就職が4年連続最高更新

 厚生労働省は14日、2013年度にハローワークを通じて就職した障害者が前年度比14.0%増の7万7883人になったことを発表しました。
 この数値は4年連続で過去最高を更新する結果となりました。
また精神障害者の就職数が大幅に増加しており、初めて身体障害者を上回りました。

 新規求職申込件数は前年度比4.7%増で、就職率は45.9%で対前年度比3.7%の上昇となっています。

 ちなみに就職者の内訳は、身体障害者が6.5%増の2万8307人、
知的障害者が10.1%増の1万7649人、精神障害者が23.2%増の2万9404人で、業種別では、医療・福祉、卸売、製造業での就労が増えているそうです。

 企業は官公庁に精神障害者の雇用を義務付ける改正障害者雇用促進法が昨年成立したこともあり、2018年4月から施行されることを前提に企業の採用意欲と精神障害者の就労意欲も高まっていると分析しています。

 いずれにしても、これまでの福祉的就労から一般就労へと障害をもっている方が自立できる環境整備を地域においても築いていかなくてはなりません。

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