ひろとBlog

妻のDV被害が3割

4/13付けのブログでは、DV相談が過去最多とお伝えしましたが、先月内閣府が公表した「男女間における暴力に関する調査」の結果では、結婚したことのある女性のうち、32.9%が、夫から身体的暴行や精神的嫌がらせなどのDV被害を受けた経験があることが判明しました。

この内閣府の調査は3年に1回実施されており、2005年の調査から、被害女性の割合はほぼ横ばいで推移しています。

私の地域における区民の方からの相談では、これまで何件もなかったので私自身も驚いています。

被害女性が夫と別れなかった理由では、子どもを挙げた割合が、57.3%と最も高く、女性のおかれた背景と経済的な不安が浮き彫りになっています。
被害女性の41.4%は周囲に相談しておらず、子どもへの配慮や経済的不安から泣き寝入りするケースが潜在していることを考えると、相談体制の更なる対策を考えなければならないと思う。

まず勇気を振り絞って相談へ踏み出してもらうことが、なにより解決への大きな一歩になることは間違いない。

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