ひろとBlog

CCRCについて

最近、CCRCという概念に注目が集まっています。
わかりやすく言うと「高齢者の健康コミュニティ」と表現されている専門家もいます。
 
いわゆる「継続的なケア付きリタイアメントコミュニティー」の略になり、中間所得者層が主な利用者にあたります。
 自立して生活できるうちに入居し、介護が必要になった場合でも原則として入居時に決められた月額費は変わらないという規約で、1970年代にアメリカで登場し、年々増えているそうです。

シニア世代からリタイヤ後の生活を満喫するとともに、健康状態に応じて継続的なケアを受けられるコミュニティであり、就労等希望者も介護サービス利用者も入居できる「介護付」と「住宅型」の有料老人ホームを合わせたような高齢者向けの集合住宅を示しています。
アメリカの業界団体によると、現在、全米で約2000のCCRCがあり、約60万人が生活しているとのこと。
 
今、日本版のCCRCを確立させるべきとの議論や事業可能性を探る動きが活発化しています。
確かに高齢者になると体調の変化に応じて継続したケアを受けれる体制はできていません。
そうした不安が、周辺の家族に別な負荷をかける結果になってしまいます。

自立型でも支援型でも一体化した地域社会を築いていかなくてはならないと考えます。

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