ひろとBlog

ラウンドアバウト

長野県飯田市の交差点が、わざわざ信号機を撤去して生まれ変わりました。
それは、ラウンドアバウトと呼ばれるもので、中央の環状部分を走る車を優先し、複数の道路が交わるという欧米で普及が進んでいます。


長野県飯田市吾妻町交差点のラウンドアバウト

長野県飯田市吾妻町交差点のラウンドアバウト


ラウンドアバウトは、交差点の中央に円形地帯(中央島)が設けられた円形交差点の一種です。車両はこの中央島に沿った環状の道路(環道)を一方向に通行し、それぞれの道路に流出します。環道を走行する車両に優先権があることが最大の特徴であり、環道の交通流は信号機や一時停止などにより、中断されません。
近年、欧米諸国では安全でエコな交差点の制御方式として、このラウンドアバウトが積極的に導入されています。

この環状部分への出入りとも、どちらも左折なので、運転者の周辺確認の負担が減り、環状に入るときに自然と速度を落とす効果があります。
アメリカでのある調査では、事故数が半減、特に負傷者が出る事故は7割減との報告もされています。

そういえば、私が5年前に姉妹都市親善交流団の一員として、オーストラリア・バンバリー市を訪れた時に市の中心部の主な個所は、ラウンドアバウトを導入していました。

交通量が多い地域や、一方の道路が圧倒的に交通量が多い場合には、かえって混乱する恐れもあるそうですが、今後の普及に注目するとともに、世田谷区内での導入にもしっかりと検証、研究していきたいと思います。

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