6月議会での質問に向けて、強行スケジュールではありましたが、長崎県大村市と佐賀県武雄市へ区議団として、視察へ行ってきました。
大村市では、障害者支援施設「パールハイム」へ。
社会福祉法人大村パールハイムが運営されており、創設者は田崎真珠(株)の創業者の方で、長崎県の障害者福祉の発展を目指し、重度身体障害者授産施設として開設されました。
そのため、全国でも唯一真珠を中心とした宝飾品の加工・販売等をおこなっており、特に通常捨てられるアコヤ貝殻を活用したスキンケア商品「パール美珠」が注目を集めています。
次に、武雄市では最近メディアで大きく報道されている「武雄市図書館」。
指定管理者を民間委託しており、運営事業者は有名な「TSUTAYA」です。
市長の英断もあって、市民価値高める目的として、従来の公立図書館の概念を打ち破る画期的な施設へと生まれ変わっていました。
今年4月1日に開館以来、平均3,312人/日が来館しており、図書貸出数も1,866冊/日と爆発的な盛況となっていました。
特に、20万冊の開架図書、映画・音楽の充実、雑誌の販売、カフェ(スターバックス)の出店、販売及び貸出図書の施設内の自由な閲覧とTカード、Tポイントの導入、さらに365日9:00から21:00までの開館時間への拡充と利用者目線に立ったサービスを官民協働型で実現されています。
ぜひ、世田谷区でも新たな行政サービス手法を生み出せるよう、大きな一歩を踏み出したいと思います。