6434人が犠牲となった阪神・淡路大震災から18年を迎えました。
17日には兵庫県などが主催する追悼式典「ひょうご安全の日・1・17のつどい」が神戸市の「人と防災未来センター」慰霊モニュメント前で行われました。
式典では、主催者を代表して井戸敏三知事が「防災・減災の取り組みに終わりはありません。『伝える』『備える』という災害文化の定着に一層の力を注ぎます」と決意を述べられていました。
一方で、新政権となった政府が福島再生へ向けて復興局を強化し、従来の福島が支社という位置づけではなく、東京かつ福島本社という2本社体制への指示により、「被災地の要望を現地で即決するワンストップ態勢」を整える「福島再生総局」と改編されます。
前政権下では批判が強かった被災地における行政の縦割りの解消が目的で、更なる復興への加速度を増すのが狙いとのことです。
もちろん組織改編だけでなく、重要なのはあくまでも行動、実行、そして目に見える成果の積み重ねしかないと思います。
『伝える』『備える』という私たち国民の意識の定着とともに、災害より『立ち上がる』国の責務と行動とスピードも定着させていかなくてはならないと強く思います。
新政権の真価が問われる、いよいよ発揮する時が来たとの気概で臨んでいきたい。