大手インターネットブラウザであるYahoo(ヤフー)は、社員の福利厚生を充実させるため、祝日と土曜日が重なった場合に原則として前日の金曜日を休みとする制度を導入することを発表しました。
すでに11月3日が文化の日であった今月から適用しています。
大手の企業で同様の制度を採用した例は聞いたことがない、とヤフーの広報担当者は述べています。
ヤフーには約4000人の社員がいますが、更新作業が連日必要となるホームページ運用担当者などを除いて、ほとんどが休みの対象となるそうです。
実は政府は、土曜日の祝日を平日に振り替える制度は観光政策の活性化や育成の視点から既に検討を始めています。
ヤフーとしては「まとまった休みを増やすことで、メリハリのある仕事への反映を期待している」とのことです。
世界でも日本人は働きすぎ、休みの過ごし方がヘタ、などの指摘もされてはいますが、どのような効果が発揮されるか、注目してきたいと思います。