本日午後、世田谷区民会館大ホールにて「LGBT成人式」へ出席させて頂きました。
昨年に続いて2回目となる式典では、世田谷区議会をはじめ、他区からも多くの議員がお招きをされていましたが、来賓を代表して私からお祝いのご挨拶を参加者の皆さんに述べさせていただきました。
LGBTとはL:レズビアン、G:ゲイ、B:バイセクシャル、T:トランスジェンダーというセクシュアリティの多様性を表しており、現代社会においては男女という枠組みにはあてはまらない人が増えています。
しかし、性別という判別だけで成立していることが多い私たち日常生活において、こうした方々が本来のありのままの自分で生きていくことが障壁となってしまい、悩み苦しんでいることが現実です。
こうしたセクシュアリティの多様化は選択肢という概念から、人間が本来の自分らしさの姿であるべきという意識で、その方が無限の可能性を最大限に発揮できる地域社会環境への整備が今、求められています。
私もこうした機会に参加をさせて頂いたおかげで、少しずつサポートできる体制が必要であると思うようになりました。
人間は生きる権利が保障され、誰人も等しく人生を謳歌できること、これらは人類の歴史が貫いてきたすべての人の悲願です。そのために政治も経済もあると確信しています。
式典では、代表して2名の方が成人の日を迎えられた抱負と決意を懸命に騙ってくれました。それを拝聴しながら、地方議会から、また地域からこうしたセクシャリティの多様性について受け入れられる社会生活環境を整備していきたいと改めて強く決意をした今日の式典でした。