ひろとBlog

終戦の日

 今日8月15日は、67回目の「終戦の日」。
私もそうですが、戦争を知らない世代が今の社会におけるあらゆる分野において源となって、回転をしています。

事故の多いことで配備が問題となっているオスプレイについても、凄惨を極めた地上戦を経て、戦後もアメリカの施政下で翻弄され続けてきた沖縄県の皆さんのことを考えると、日本の実像が浮かび上がってくる思いがします。

 果たして日本は真の意味で「終戦」を迎えたのでしょうか。
歴史を正しく見つめなければ、新しい未来を開くことは不可能だと思う。
戦前、そして戦後の歩みを真摯に見つめ、未来への”平和の因”を、今こそしっかりと育んでいかなくてはならないし、政治も、教育も、家庭でも、地域でも、戦争の悲劇を風化させない気風を維持する努力を重ねていかなくてはなりません。

 核兵器は全人類を滅亡させるものであり、その奥底には、不信と憎悪のエゴイズムが渦巻いており、そうした背景をもとに恐怖心や敵意を煽ることで、共感を得ようとする指導者が争いを引き起こしてきました。

今般の韓国大統領の一連の対日感情を煽る発言も理解に苦しみますが、いずれにしても自己主張のみならず、信頼と協調を基軸にした対話をかさねていくしか解決の方法はないと思います。

新・人間革命第1巻(山本伸一著)には、
「平和ほど、尊きものはない。平和ほど、幸福なものはない。平和こそ、人類の進むべき、根本の第一歩であらねばならない。」とあるように、何があっても平和への直道を歩んでいくしかありません。

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