ひろとBlog

ラポート・トークについて

 昔から、「政治とはことばである」と言われてきた。
それを強く喚起させたのは、一昨年のバラク・オバマ大統領の演説であった。
様々な場面での、彼の演説は「演説こそ力なり」を大いに示したものである。

 参院選も終わり、民主党政権が大敗したこともあり、昨年の衆院選でのマニフェストはいったいどうなったのか?
 ここへきて再び政治の本質として「ことば」が注目されている。

東照二著「選挙演説の言語学」では、そうした政治の本質とも言える『ことば』の観点
から、日本の今日の政治を見直してみようというもので、そのアプローチの仕方に
注目したい。

 著書には、それぞれの事例(候補者や党首などの街頭演説)を挙げながら、聞き手
と話し手との関係性を明快に分析をしている。

 さらに人を惹きつけるポイントとして
1)パーソナライズ(個人の思い、感情を自分の言葉で語る)
2)ヒューマナイス(弱さ、強さも含め人間的な語り)
3)ドラマナイズ(意外性、発見のある劇的な語り)
の3つを挙げています。

 演説では、語り手と聞き手の共感をいかに創りだすか、
いわゆるラポート・トーク(情緒を伝え、共感を高めるような話し方)が重要である
と結論している。

 ラポート・トークの可能性を考えながら、庶民に通じる『ことば』を伝えなければ。

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