年末の押し迫ったこの時期に、世田谷区におけるシティプロモーション戦略を掲げるべきと、これまで訴えてきましたが、先駆的にシティプロモーションに取り組んでいる大分市へ24日の午後に区議団4名で視察へ行ってまいりました。
大分市では「アントレプレナーシップ制度」いわゆる市職員の業務企画立案制度によって提案されたのが、きっかけだったそうです。
H26年2月に推進アドバイザー会議が設立され、指針の作成にとりかかり商工農政部観光課にシティプロモーション班が新たに設置され、独自の発想と地域資源の取り込みで成果を上げているそうです。
例えば、
1)恋するフォーチュンクッキー大分市Verの制作
2)大分市出身の堤幸彦氏の企画総合演出による Webドラマ「ADあべ君」の製作
3)観光大使 指原莉乃主演の観光CMの発信
などなど、職員一人一人がセールスマンを意識して発信することを念頭に置いているそうです。
特に、印象深かったのは「おおいたトイレンナーレ」と題して、市内のトイレを使った文化芸術、アートフェスティバルを展開していることです。
以下がその画像ですが・・・。
今後は、地元の戦国時代の英雄である大友宗麟公と南蛮文化発祥都市「おおいた」のPRやフィルムコミッション事業の推進など更なる創作意欲と「わがまちをもっと発展させる!」との気概が感じられた視察となりました。