全国的に社会問題となっている「空き家等」。
全国で757万戸が空き家等になっており、世田谷区においても平成20年の調査では、34790戸の空き家、空室が存在している現状を踏まえ、我が党も再三、議会において対策や有効活用について質問をしてまいりました。
このたび7月1日より「空き家・空室・空き部屋」を活用するため、地域コミュニティの再生など公益的な活用を希望するオーナーと、活用を希望するNPO団体等とのマッチングを行うための相談窓口が、開設しました。
他自治体においては、排除する方向へ向けての条例制定などが目立ちますが、世田谷区としては、空き家等の活用の実現には、空き家等を保有し地域で活用することを希望するオーナーと、地域貢献を地域にて活動拠点を希望する団体などとのマッチングが不可欠となります。
先駆的なモデル事業として、世田谷版「空き家等地域貢献活用事業」に今後も注目していきます。