ひろとBlog

地球環境について

 以前、地球上で毎年、日本の九州と四国を合わせた面積ぐらいの土地が砂漠化していることは触れたと思う。実は、最近ある展示で「サハラ砂漠は、毎年南に約5kmずつ延びている」とのパネルを目にしました。
 環境白書(2007版)によると、世界の森林面積は約40億ヘクタール(陸地の約30%)。
それがここ数年、毎年平均732万ヘクタールの割合で減少し続けているとのこと。
 確かに森林破壊加え、地球温暖化や異常気象の要因とされる温室効果ガス・二酸化炭素対策は、人類の生存を懸けた最重要の取り組みであることは言うまでもない。
 しかし、日本のマスメディアは、この環境問題について誤った認識や、思い込みをさせられていることがあるかもと・・・改めないといけないと思うこともある。
 一例で言うと、「北極南極の氷山が溶けると海水面が上昇する」との記述や発言をよく見聞きするが、よく冷静に考えてみると、北極は氷が海水面に浮いているので、溶けても海水面が上昇することはあり得ない。これは私たちが中学校で習った「アルキメデスの原理」だったか?浮力の法則で解明されている。すなわち、コップに氷と水を入れて時間が経過して氷が溶けても、コップから水はこぼれないということ。
 その一方で、南極の氷は大陸の上にあるので、この氷が溶けると海水面に影響は多少あるかもしれないと言われている。ただ、南極の平均気温はここ数年で、下がっている。(マイナス48度からマイナス50度へ)。そうした事実に隠された真実をしっかりと踏まえないと、よかれと思って私たちが実践していることが、何の効果もない・・・なんてことにもなりかねない。
 私自身も「環境問題について」もっと深く掘り下げて勉強をし、今までの環境問題における常識が果たして正しいのか、そのことについてこの充電期間中に研鑽し、「環境技術」という観点で、議会でも提案していきたいなと密かに思っています。

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