ひろとBlog

文字・活字文化の日

 今日10月27日は「文字・活字文化の日」です。
この記念日は国民の読書離れに歯止めをかけるために、わが党が推進をして2005年に制定されました。

 近年における情報化社会の進化によって、本を手にすることなく電子書籍などによる販売、配信などが促進され注目されています。
しかし、「読む」ことは心を耕すクワといえると思う。
本そのものに、知恵や幸福があるわけでなく、本来は自身の中にあり、それを読書というクワで、自分の心、頭脳、生命を耕してこそ、それらは芽を出し始めます。

ゆえに良質の本を読むことは、時代に左右されない「精神の羅針盤」を持つことに匹敵すると考えます。

 生まれたばかりの赤ちゃんの脳の重さは大人の約1/4しかないのですが、わずか3歳までの間に数十億の脳細胞と無数の神経が急激に発達するそうです。
そのため、スポンジのようにあらゆる刺激を吸収する最初の3年間に絵本の読み聞かせや多くの遊びを経験することが、語学の習得や、読解力や理解力の向上につながるといわれています。

 世田谷区においても、就学前における基礎的教育を一貫すべきだと私は訴えていますが、その一翼として「読書」の推進こそが、その要になると思います。

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