ひろとBlog

認知症不明者が年間1万7千人

 昨年1年間に全国の警察に届け出のあった認知症行方不明者は前年比552人増の1万7479人だったことが警察庁のまとめで分かりました。
統計を取り始めた2012年以降、7年連続の増加。
 そのうち昨年中に所在が確認されたのは、2018年以前の届け出分を含め、路上で倒れているなどで死亡が確認されたのは460人でした。

一方、昨年中の行方不明者の総数は8万6933人で、年代別では20代が最も多く、次いで10代となり、9歳以下も1253人もいるそうです。
 原因は、仕事がうまくいかないなどの職業関係が3割近くを占め、10代は家庭関係が多かったとのこと。

 高齢社会への突入とともに認知症の症状を発症する方も多く、行方不明届受理当日に7割の方が発見されているとはいえ、地域での見守り体制をさらにきめ細かく整えなければなりません。
 

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