定例会最終日となる本日は継続本会議が行われ、各議案について常任委員会における審査の経過とその結果について報告ののち、表決となりました。
議案賛否一覧表は以下のとおりです。
次に、人気満了に伴う世田谷区農業委員任命の同意が上程され、新たな委員のもと世田谷区農業委員会が3年の任期をスタートすることになります。
議会選出として公明党より岡本のぶ子議員が任命となりました。
続いて、議員提出議案第3号「保健所機能の充実と地域医療機関に対する支援を求める意見書」、議員提出議案第4号「世帯主を中心として行政手続きのあり方について見直しを求める意見書」がそれぞれ提案され、表決となりました。
わが党としては、第3号は賛成した一方で、第4号につきましては反対の立場から意見を申し述べました。
提案内容としては、
国の行政手続きの多くが住民基本台帳に基づいた「世帯」「世帯主」を中心に行われていることに対して見直すべき、との内容です。
しかし、改めて検証すれば健康保険や転入届、さらに投票所入場整理券などは運用上、世帯主でなければ対処できないわけではなく柔軟な対応も可能であり、特に、今回の特別定額給付金における一人一律10万円支給が決定した4月20日の2日後には、配偶者からの暴力を理由とした避難事例への事務処理に関する運用指針が発表されており、すでにそうした方々への給付案内は別途なされており、支給手続きは順次進められています。
今、行政手続きのあり方で見直すべきは、デジタル化に向けた仕組みづくりです。
紙媒体や手書きなどでの処理が未だ標準となっている事務作業をマイナンバーカードを普及した利便性の向上を図ることが何より最優先となるべき、と訴えました。
以上をもちまして第2回定例会は閉会となりました。
第3回定例会は9/15(火)から10/16(金)となります。