ひろとBlog

燃料電池を共同生産へ

 ホンダとアメリカのGM(ゼネラルモーターズ)が、新会社をミシガン州にあるGMの既存工場を活用して、燃料電池車に使用する燃料電池を共同生産すると発表しました。
2020年をメドに量産を始めるとのことです。

 ご存知のように燃料電池は水素を燃料に、動力である電気を発生させる装置で、FCVの基幹部品となりますが、この部品の新しく共同で設立する新会社にて従来よりも小型で軽いうえ、走行距離も長くなるとのことです。
 世田谷区でも、来年度より1台公用車に導入する予定で、現在では1回の充電(約3分程度)で約700kmの走行が可能とされています。
 FCVは排ガスを出さない「究極のエコカー」と呼ばれている一方で、水素を充填する設備の不足や製造費用の高さが壁となっており、電気自動車(EV)に比べて普及が遅れている現状が打開できる可能性があります。
今後さらに需要が拡大する期待が高まります。

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