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真夏日が全国平均で52日増に?

 6月もやっと梅雨に入り、暑さも少し落ち着いたと思いきや、じめじめした日が続きますが、先ごろ環境省が21世紀末の日本国内の気候変動予測を公表しました。

 それによると、地球温暖化への有効な対策が取られず、温室効果ガスの排出が増え続けた場合、現在と比べた国内の平均気温は4.4度上昇し、最高気温が30度以上の真夏日は全国平均で現在から3週間増えるとの見通しを示しました。
さらに具体的には、
〇北海道で真冬日が1から2週間程度に。
〇沖縄で真夏日が1年の半分に。
〇無降水日が34.7日増に。
など、大きな気候変動が生じることを予測しています。

 政府は15年夏に、地球温暖化による社会や経済への影響を軽減するための「適応計画」を策定する予定とのことです。
 また環境省は今回の結果を受けて、農業などの分野で具体的にどのような影響が生じるか分析し、今秋をめどに結果をまとめるそうです。

 

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