19日は『敬老の日』。
実は先日、全国の100歳以上の高齢者が9月15日時点で前年比3307人増の4万7756人となり、41年連続で過去最多を更新することが、厚生労働省の調査で判明しました。
このうち女性は4万1594人で全体の87.1%を占め、過去最も高い割合となりました。
長寿日本一の都道府県は昨年同様、島根県で、最下位は埼玉県。
国内最高齢は、佐賀県のお住まいの女性で114歳。
一方、男性の最高齢は、同じ114歳の方ですが、国内最高齢の女性より5カ月遅い誕生日だそうですが、男性世界最高齢者にギネスで認定されています。
ただ、調査は住民基本台帳による自治体の報告をまとめたもので、東日本大震災で行方不明になっている高齢者の方などが含まれている可能性もあるかもしれないとのこと。
以前、100歳以上高齢者の行方不明が、社会問題になったことは記憶に新しいのですが、高齢社会になりつつあるのに社会構造自体が追いついていない現状を踏まえ、早急に環境を整えないと(例えば、定年延長や高齢者のベンチャー支援など)
「長生きしてよかった」と思える高齢者がいなくなってしまう。