白血病などの患者を救う目的で設立された公益財団法人「日本骨髄バンク」が、本日で発足25周年を迎えます。
1991年発足以来、今年10月までの間で累計2万件を超える骨髄移植の行ってきました。
ご存知のように骨髄移植は、白血病や再生不良性貧血などの患者に、健康なドナー(提供者)の骨髄液に含まれる造血幹細胞を点滴で注入することです。
現在、骨髄バンクを介して移植を待つ患者は全国で約3500人いますが、患者とドナーの間でHLA(白血球の型)の適合が必要で、ここに大きなハードルがあります。
ドナー登録による善意の輪は現在、約47万人に達しており、設立当初から協力に推進してきた公明党としても、次の課題としては、寄付金運営に頼っている財団の財政基盤の安定と骨髄などを提供したドナーのための助成制度や休業補償制度を自治体や民間団体などへ拡げられるか、です。
さらなる公的支援へ力を注いでいきたいと思います。