ひろとBlog

古紙持ち去り対策へ一歩前進か

 東京23区では、これまで古紙の持ち去り対策におけるGPSによる追跡調査について検討してきましたが、このほど関東製紙原料直納商工組合、日本製紙連合会及び東京都資源回収事業協同組合の三者の協力を得ることができ、希望する区で実施していくこととなりました。

 今後、各区の参加意向について確認が進む中で、18区が参加する予定が明らかになり、世田谷区としても参加する意向を示しているそうです。
 複数区が実施していくことによる広域的な面からの抑止効果が期待できます。
 特に、本事業では実施区は、関東製紙原料直納商工組合からGPS端末の無償貸与を受けることででき、追跡調査や古紙の買取業者への搬入ルートの確認、買取業者に持ち去られた古紙の受入や買取拒否の要請などを実施する、取り組みとなっています。

 世田谷区においても、年間でもかなりの被害総額となっている古紙持ち去り対策へ大きな効果となることを期待しています。
 ちなみに世田谷区における取組み実績は以下となります。
 平成26年度実績(平成26年12月1日現在)
 告発件数   : 3件
 命令書発行件数:15件
 警告書発行件数:62件

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