今年、育児業界に影響を与えた商品や出来事などの子育てトレンドを育児雑誌4誌が選ぶ「第7回ペアレンディングアワード」の授賞式が12月4日に行われ、「コト部門」にベビーカーマークが選ばれました。
ベビーカーマークは、公共の場でベビーカーに子どもを乗せた人たちが、気兼ねなく交通機関などを利用できる環境づくりのため、国土交通省が今年3月に制定した全国統一のマークです。
この制定にあたっては、公明党の山本香苗参院議員が、国会質疑で統一マークの作成とベビーカー安全利用の啓発を要望し、子育て中の母親たちと共に太田あきひろ国交相へ申し入れも行い、実現したものです。
ベビーカー使用者は、電車やバスなどの公共交通機関の混雑時、厳しい視線にさらされることもあるため、マークの周知と啓発で安心感をもってもらうことへの効果があります。
今回の受賞理由は、「利用者や周囲との相互理解が高まることが期待される」とのことです。
このベビーカーマークの普及によるお互いの理解が深まることで、子育て中のお母さんへの思いやりへとつながることを願っています。