厚生労働省が26日発表した2014年の障がい者雇用状況によると、民間企業で働く障がい者数は昨年比5.4%増の約43万1000人で、11年連続で過去最高を更新したことが分かりました。
また全従業員に占める障がい者の割合を示す雇用率は、0.06ポイント上昇の1.82%でした。
障がい者雇用促進法が平成25年度より改正され、民間企業の法定雇用率が1.8%から2.0%へ、官公庁では2.1%から2.3%へと引き上げられており、達成した企業は44.7%で、前年から2.0ポイントの上昇となっています。
ただ、規模別でみてみると、従業員1000人以上の企業を中心に障がい者雇用が進んでいることが顕著で、中小小規模事業者への雇用は現実的に未だ厳しい状況だと考えられます。
昨日も私が一般質問で取り上げた官民協働型による就労ネットワークを早急に組み立てなければなりません。