昨日11日で東日本大震災発生から7カ月がたちました。
行方不明者は今も3923人、7万人を超す被災者が全国で避難生活を続けている。
警察庁によると、11日現在の死者は1万5822人で身元確認に未だ至っていない
方が942人含まれているとのこと。
まさに未曾有の大惨事であった。
また国土交通省によると、仮設住宅は今月11日までに必要戸数の98%に当たる
5万1352戸が完成している。
さらに岩手、宮城、福島の3県で発生したがれきは、環境省の推計で2272万トンに上り、うち48%が仮置き場に運ばれている。
解体が必要な建物などを除くと、撤去率は89%となっており、一応復興は進みつつあると思われるが、取り組みべき課題はあまりにも多い。
今日の報道でもあったが、世田谷区でも「ホットスポット」となる特異に高い放射線量数値が測定されたこともあり、福島第一原発の影響は否めない。
年1ミリシーベルト以上は国が除染対象地域として指定し、ようやく対応へ動き出した感があるが、復旧・復興は急がれる。