都内の多くの自治体に銭湯を支援する動きが広がっています。
中野区は、区の補助で65歳以上の入浴料が100円となる「いきいき入浴」事業を実施しています。
平成25年度の利用者は24の銭湯で述べ約5万4千人に上っています。
入浴前に銭湯でエアロビクスや気功、椅子体験、タオル体操、パソコン、水彩画などを習う「はつらつ事業」は述べ572回開かれ、高齢者の健康増進と交流に役立っています。
中野区では、月1万円の燃料費などの助成を実施していますし、さらに太陽光発電、ガスコージェネレーションシステムなどのクリーンエネルギーを導入するとさらに1万円が加算となるそうです。
また、文京区も太陽光、ガス、LED照明の利用拡大に向け、銭湯への補助事業を実施する予定としています。
元来、日本人は湯文化に慣れ親しんでおり、こうした湯処を中心に高齢者の皆さんの憩いの場、コミュニティ醸成の機能を担ってきた歴史があり、世田谷区としても新たな政策を検討していかなくてはなりません。