ひろとBlog

体験農園

 「都市こそ農地が必要」
新鮮な農作物の供給、貴重な緑地、さらに防災時における空間スペースの役割など、都市農地が持つ多面的な機能が注目されて、はや20数年が経過していますが、世田谷区においても農地の現象に歯止めがかかりません。
 それには国における都市農業への振興となる法整備が不可欠です。

そんな中、私も議会で幾度となく質疑し、取り組んでいます「体験農園」が全国的に普及をしています。
 都市農業の利点を生かした取り組みとして、利用者に農地を貸し付けるだけの市民農園と異なり、野菜作りのプロである園主(生産者)が開設し、その指導の下で利用者は利用料を払って、種まきから収穫までの全ての作業を体験できます。
 
 農家にとっては、安定した収入を得ながら農地を有効活用でき、かつ相続税猶予制度の適用も継続できることからメリットはあると思います。

 ただ、多くの人へ指導をする大変さや準備などに要する時間確保など課題はあるため、世田谷区においても現在ご協力頂き開園している4園に加え、これらの課題を乗り越えながら、さらに促進をさせていきたいと考えています。

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