私がライフワークとして取り組んでいます「水運」「舟運」。
昔は水路が区内で網の目のように発達していた世田谷にとって、ロマン溢れる夢のようなプロジェクトが1日限定で復活するとの記事に目が止まりました。
明日、実に64年ぶりに復活する、渡し舟。
かつては人々の足として使われていた渡し舟は、「矢口の渡し」「二子の渡し」など、いくつもありましたが、世田谷の宇奈根には江戸時代から始まり、住民や通行人のほかに農作物も運んでいたそうですが、1950年に廃止されています。
今回の復活は、子どもたちの夢や希望をかなえる世田谷区の事業「夢プロジェクト」の一環で、地元の区立喜多見児童館が企画して実現の運びになったそうです。
東京都では舟運プロジェクトとして、東京湾を中心に河川のネットワーク形成を計画されており、災害時における物資の供給や避難などへの交通路として確立させる内容となっています。
道路の拡幅などは時間や労力、さらには事業費もかかることから河川を有効に活用した公共交通手段として舟で通勤や通学、買い物などに活用できるか今後、積極的に検討していく価値はあると思います。