「交流サイト」を通じて犯罪被害者に遭った18歳未満の子どもが今年上半期(1月から6月)に698人になり、昨年同期より100人(17%)増えたことが18日、警察庁の調べで分かりました。
統計を始めた2008年以降で最も多い数値となりました。
特に女子中学生の被害者が22%も増加しており、警察庁はスマートフォンの普及が背景にあるとみています。
交流サイトで知り合った相手からわいせつ行為や児童ポルノ・買春などの被害を受けた子どもは、2012年までで2年連続して減少したにも関わらず、2013年からは、スマートフォンで使用する無料通信アプリのID交換掲示板の悪用が目立ち始め、増加に転じていいるようです。
さらに15歳未満の被害者は今年上半期、全体の54%に当たる375人と決して看過できない状況になっており、抜本的な対策が不可欠と考えます。