先の台風18号の影響で記録的な大雨となった京都市では16日早朝、市内約11万世帯の26万8445人に避難指示を出しました。
これは市内人口の約18%に当たりますが、実際に避難所を利用した方は約2200人にとどまったそうです。
この要因は、川が氾濫する中での移動は危険と判断し、自宅の2階やマンションの高層階にとどまる「垂直避難」を選択した方が多かったとみているとのこと。
市によると、避難指示は1961年の災害対策基本法制定以来で「おそらく初」とのことで、初の特別警報の発令に伴い避難所へ移動した住民の方は、避難指示対象者の1%未満という結果になりました。
今後、経験したことのない想像を超えた自然の猛威を目の当たりにした時、どのような判断で避難するのか、私自身もしっかりと状況を冷静に踏まえ、行動に移さなくてはならない、と強く感じた次第です。