一昨日、5月23日は「こいぶみ」と読めることから「恋文の日」と映画会社が名付けたそうです。
一昨年11月、和洋紙販売会社(京都市)主催の「恋文大賞」に選ばれたのは、宮城県気仙沼市で90余年続く「すがとよ酒店」の3代目女将、菅原文子さんが、東日本大震災の大津波で帰らぬ人となった夫・豊和さんに宛てた恋文でした。
文子さんが差し伸べた手をすり抜け、波に流され、何も言えずに別れた夫への気持ちが切なくも、愛情に溢れ手紙に綴られています。
現代社会では、メールででのやりとりは当たり前、SNSというソーシャル・ネットワーキング・サービスというネットサービスも普及し、自筆で心を込めて想いを綴ることが、めっきりと少なくなりました。
手紙には、その時の、その人の、その営みや記憶がはっきりと残っていきます。
そして、字に込められた想いや気持ちまでが、鮮やかに刻まれています。
「忘れないことが最高の支え」という言葉どおり、この日を機に手紙を書いてみることに挑戦していこう!と
心に決めました。