総務省が「こどもの日」を前にまとめた4月1日時点の人口推計によると、15歳未満の子どもの数は前年比15万人減の1649万人で、1982年以来、32年連続して減少していることが分かりました。
総人口に占める子どもの割合は前年比0.1ポイント減の12.9%で過去最低の記録を更新、少子高齢化の実態が現状でも浮き彫りとなりました。
ちなみに男の子は844万人で、女の子より40万人多かったのです。
子どもが増加したのは、東京都と沖縄県で、減少で目立ったのは福島県と大阪府の1万1000人、北海道と千葉県の1万人でした。
国連人口統計年鑑(2011年版)の各国の子どもの割合と比較すると、日本はドイツの13.2%を下回り、人口4000万人以上の29か国中で最低となっています。
世田谷区では、依然として人口も子どもの数も増えており、平成32年までその傾向が続くと予測されていますが、国民の祝日法でも明示されているように、
「こどもの日」は「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」日とされています。
今一度、母に感謝する子育て支援へ真摯に取り組んでいきたい!