このほど政府は公明党の提案を受けて、登下校時の子どもの安全確保に関する「登下校防犯プラン」を閣僚会議にて決定しました。
新潟市で先月起きた事件を受けて再発防止策の一環として、全国の小学校の通学路に死角がないか緊急点検することが柱になっています。
プランでは、防犯ボランティアの高齢化や担い手不足により、見守り活動に「空白地帯」が生じている指摘を受けて、調査を行い不審者が身を潜めやすい危険な箇所を9月末までに把握することとしています。
判明した危険個所は、警察が重点的にパトロールするほか、見守り活動の人員配置を効果的に行うとともに、防犯カメラの整備も整備することとなります。
さらに警察が発信する不審者情報についても改善を図り、不審者の現れた場所をより詳細に伝えることで、保護者らの防犯対策に役立ててもらうように取り組みを進めるとしています。
世田谷区においても平成28年度から30年度の3年間で通学路の安全対策として防犯カメラの設置を進めていますが、今一度、危険個所の再点検による防犯対策として、新たな措置の検討も含めて取り組みをもとめていきたいと考えています。