ひろとBlog

世界の食料 半分が廃棄?

 イギリスの機械技術者協会が一昨日の11日、世界で生産される食糧のうち最大半分が無駄になっているとして、改善を求める報告書を発表しました。

 報告書の内容によると、世界では年間生産の30%から50%に相当する12億から20億トンの食料が「人間の胃に届いていない」と推計しています。
 発展途上国では非効率な収穫や不十分な輸送インフラなどが原因となり、生産・流通段階で無駄が発生。
その一方で、先進国を中心に、小売り段階で大量の野菜や果物が廃棄されているとのこと。

 わが日本でも、3食のうち1食は食品ロスがあるとの指摘(カロリーベース上)もされており、恵まれた環境を背景に偏った食生活、食習慣を考え直さなくてはいけないと思います。
 
 水環境の問題にも通じるように、いつまでも無限に水や食べるものがあると、思い込んではいけません。

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