今年4月、月別の訪日外国人旅行者数が推計で初めて90万人を突破し、過去最高を記録しました。
これまでの最高は2010年7月の役87万人でした。
こうした中、注目されているのが、外国人観光案内所の認定制度です。
この制度が導入されたことによって、観光サービスの質が向上し、外国人がより安心して旅行できる環境づくりが進んでいます。
観光庁の指針に基づき、日本政府観光局(JNTO)が認定を行う制度で、全国で342か所の案内所が認定を受けています。
同制度の特徴は、案内所のサービスを「見える化」にしたことで、以下のカテゴリーの分けられます。
カテゴリー3⇒全国の交通機関の利用や観光情報の提供し、英語・中国語・韓国語の3か国語で対応。
カテゴリー2⇒英語が話せるスタッフ常駐、広域の観光情報を提供。
カテゴリー1⇒何らかの形で英語対応、ローカルな観光情報を提供。
こうした見える化は観光客が目的地へ行くまで、シームレスな案内所同士のネットワークを構築するためとのことです。
文化・芸術・歴史・伝統・映像・アニメなど多くの地域財産を備えている世田谷区においても、ぜひ先駆的に取り組まくてはならないテーマだと実感しています。